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「大河ドラマ」に
もう何年も前から地元のフィルムコミッションに登録してたんですけど…。(確か発足当時)
娘が小さいこともあり、なかなか参加する機会がありませんでしたが…。
今回、たまたま「40歳~60歳・女性」の募集があり…。
早朝から、夕方まで一日がかりの時間帯でしたが、
思い切って応募してみました。
旦那にはちびを起こして学校へ送り出してもらい、晩御飯の用意もお願いして…。
集合場所はある体育館のようなホール。
あたり一面、衣装や道具、ヘアメイクスペースが広がってました。
ほとんどの方が男性で、女性の「着替えスペース」はホールの角っこに「ついたて」があるのみ。
「事務所所属」の方々はどんどん自分でドーラン塗り始め…。
「カツラ」はヘア担当の方につけてもらってましたけど…。
まわりがどんどん「かんべえ時代」へタイムスリップしていきました。
私たち「農民」は最後に呼ばれ、
顔に「茶色」のドーランを塗っていただき、
「はい!、オッケーです!」。
「えっ?、これだけ?」。
そして「百姓・女」の箱からツギハギ、ボロボロの着物を渡され、
紐で結んで、上から「前掛け」とつけたら、
「次、頭、行ってください」。
で、ヘア担当の方のところへ行ったら、
真ん中わけにされ、後ろをくくられ、横の髪の毛をボサボサにされ、
「はい、オッケーです」。
??、またまたこれだけ?。
他の方は、ぼろきれだけど、ほっかむりみたいに頭に布をかぶって、それが結構可愛かったので
ワクワクして順番待ちしてたんですけどね~。
ということで、顔を描いてもらうわけでもなく(ただ、茶色いだけ?)、
頭もいつもの「寝起き」とさほどかわらないので、
「え~、普通すぎてはずかしい~~」でした。
そして与えられた役は、息子2人をつれてる母。
「家族単位で動いてくださいね~~」と指示され、小学校6年生という
男の子さん2人と「よろしくね~」とあいさつしました。
他の「農民役」役の方とも行動をともにし、8人だったけど
みんなどす黒い顔でボロボロの着物に、足も茶色&黒に塗られて、素足に近いわらじ履き、
異様な集団でした。
でも、皆さん、話やすいタイプの人たちで、同世代ということもあり、すぐ意気投合!。
ドラマの話で盛り上がり、もう何年も前からの友達??っていうくらいでした。
5シーンの撮影でしたが、歩いたり、走ったり、地べたに寝たり、お経をとなえたり…。
カメラから遠く、映ってないんじゃないかと思う場所でも
俳優さん相手に自分で考えて演技をし…。
「台本」はないけど、その場の状況で話かけてくれるのには驚きました。そしてさすがプロだな!!と尊敬。
「テスト」を2回くらいしたら「本番」。
「えっ?、もう?。」「う~ん、むずかしい…。」
昨日は秋晴れの素晴らしい青空で、撮影してても気持ちよかった~。
セットと回りのみんなの格好から、タイムスリップした状態でのお弁当タイムも青空の下、夢見心地でした。
「これが本日、最後のシーンとなります!」となった時、
「もっとやりたい…」と。
「はい、オッケーです!。お疲れ様でした~~。」と終了。
時間的には長い一日でしたが、あっというまに感じました。
セットは片づけられ、ふつうの「お寺」さんに戻った本堂を見て
私も現実にもどり…。
メイクをおとし、ボロの着物を返却したら、「平成」に。
予定より1時間以上早く終わり、
帰宅すると旦那が作ってくれてた晩御飯は「まつたけご飯!!」。
本当に一生の思い出に残る一日になりました。
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